ブランド買取初心者の教科書 はじめてのブランド買取の方法 安心できる店選びと注意点&高く売るコツ
あなたは普段、ブランド品を売ることはありますか?
もしくは、ブランド品の買取店へ行くことがありますか?
もし、あなたがブランド品を売ったことがあるなら、「ぶっちゃけ、ブランド品を売ったことはあるけど、なんとなく見かけたお店に入って適当に売ったんだよねー」という人は多いのではないでしょうか。
また、「なんとなくブランド品は持っているんだけど、ぶっちゃけどのぐらいの値段して、どこにしまったのか覚えてないや」という人もいるのではないでしょうか?
おおお、なんてもったいない・・・!!
なぜなら、ブランド品は売り方・売り先の選び方を知るだけで、一気に得られるお金が増えるものだからです。
ブランド品が高い理由や、買取業者の種類や適切な売り方をちょっと知るだけで、「へえええ、だからこんなに高くなるんだ!」という得した気持ちが体験できる品物なんです。
というわけで、こんにちは。
管理人のブラウンです。
「ブランド品を売る」ということは面倒くさい・難しいと思われがちですが、7分もあれば、その基礎知識を理解できるんです。
ブランド品の売買でプロになるなら本格的な勉強が必要ですが、普通に今持っているブランド品をお金に変えようかなと思っている方であれば、今回の記事を読んでおけば十分なんです。
過去になんとなく「じゃあその価格でいいです」って売っちゃった方や、「ブランド品を売るって言ってもよくわからないから売らない」という方には、今回の記事を読んでいただき、「他と比べるので一旦キャンセルで」という感じのセリフを使ってお得にブランド品を売って欲しい・・・!
それではまいります。
ブランド品はそれぞれ何が違うの?
まずは、ブランド品の基本中の基本。
ハイブランドと通常ブランド、ノンブランドの違いについて、カンタンに解説します。
ブランドの種類と特徴
「ブランド」というと、「メーカー名」と意味合いがごっちゃになってしまいますが、当サイトで取り上げている「ブランド品」は「名の通ったメーカー名」だと思ってもらって大丈夫です。
ファッション関係のブランド品はハイブランド・通常ブランド・ノンブランドの3種類に大きく分けることができます。
ハイブランド
ハイブランドは価格が高いというだけではなく、世に名が通っていることが条件になります。
ファッションショーなどのコーポレートや広告に多額かつ長期間費用を投じているのが特徴です。
ブランド品の買取業者ではざっくりで3種類にハイブランドの品物を分けます。
レディース ハイブランド
「ファッションは女性のためのもの」と言われるほど、女性のファッションブランドは無数にあります。
その中でも高価かつステータスになるのがレディースハイブランドです。
バッグや財布、服、靴以外にもサングラスやアクセサリーなどの小物類も多数あります。
レディース・メンズ問わずアイテムがあるブランドで代表的なのが「エルメス」「ルイ・ヴィトン」「GUCCI(グッチ)」などです。
レディースが中心のハイブランドとしては「シャネル」「プラダ」「フェンディ」「イヴサンローラン」などが有名です。
どこからがハイブランドと言ってよいかボーダーラインは曖昧ですが、「COACH(コーチ)」がギリギリのラインという説もあります。
メンズ ハイブランド
男女兼用のブランドの「エルメス」「ルイ・ヴィトン」「GUCCI(グッチ)」などだけでなく、レディースハイブランドにもメンズのアイテムは取り扱われています。
メンズもバッグや財布、服、靴以外にもサングラスやアクセサリーなどの小物類もあります。
メンズアイテムが中心のブランドはブランド買取業者としてはあまり積極的に取り扱われていないことが多いです。需要と供給の量がレディースよりも少ないからです。
高級時計ブランド
男性のステータスとなるブランド品といえば高級腕時計です。
国内だけでなく海外での需要も非常に高いことからメンズアイテムでは最も需要が高いジャンルです。
代表的なブランドに「ロレックス」「オメガ」「タグ・ホイヤー」があります。
ブランド買取業者が最も力を入れているジャンルの一つです。
時計の場合はレディースの方が価格も需要もメンズよりも低いのが特徴です。
ハイブランドのことを語るときは、
「レディース!」
「メンズ!」
「時計!」
というジャンルを憶えておきましょう。
ではお次は通常ブランドの解説です!
通常ブランド
通常ブランドとはいわゆるメーカー品です。ハイブランドとの違いは単に価格の差というだけではなく、どの程度デザインの広告費にお金をかけているかが分かれ目です。(もちろんハイブランドの方がお金をかけてます)
通常ブランドはデザイン性やステータスだけでなく、機能も重視されるので、例えばスポーツ選手のスポンサーとして有名だったりします。
世の中で知られているブランドはほとんど通常ブランドですが、強いて代表を挙げるなら「NIKE(ナイキ)」「Levis(リーバイス)」「RALPH LAUREN(ラルフローレン)」などです。
ブランド買取業者では各社取り扱いの幅や得意なブランドが大きく分かれます。
ノンブランド
実際はメーカー品なのですが、ブランド買取業界ではファストファッションや世の中にあまりな名の通っていないメーカーの品物をノンブランド品と呼びます。
最も有名なのが「GU(ジーユー)」や「しまむら」です。
かつては「ユニクロ」がノンブランド品の代表でしたが、最近では通常ブランドに格上げされた印象です。
ブランド買取業者ではノンブランド品は取り扱っていないことが多く、買い取りで値段がつかなかったり、買い取りを拒否されたりします。
ブランド品の値段の基準 ブランド品はなぜ高いのか?
ハイブランドの「ハイ(high)」とは値段とステータスが高いことを意味しているように感じますよね。(実際は俗称なので謎ですが…)
確かにエルメスのバーキンというバッグなどは100万円以上するものもザラにありますし、高級であることは値段が高いことを含んでいる印象です。
それでは、なぜハイブランドの品物は値段が高いのでしょうか?
「当然、値段が高いことも含めて憧れがあるわけだから、値段が安いと憧れる?」
「さらに、ブランドが高いのは、それぞれのブランドが何十年、百年越えの歴史の中でブランドの価値を落とさないための努力の料金ですよ。」
「パリコレやミラノコレクションなどのショーの発表にも経費がかかります。モデルさんも必要ですし、何着も揃えないといけないですし。」
「世界の名だたる都市の一番いい通りにブティックも構えています。」
「ブランドの世界観を維持することに経費はかかるじゃないですか。」
「だから当然、高価なんですよ。」「ファッションプロデューサー 植松晃士さんの回答」より
なるほど~!
「価値を落とさないための努力の料金」
これが値段に乗っかってるから高くなるんですね。
ブランド品の買い取りはどうやって行われるのか?
今や世界中で取引されるようになったブランド品。
それらを個人から買い取って、中古で取引しているのがブランド買取業者です。
各買取業者の買取価格には、それぞれの会社の得手不得手が反映されているって知ってましたか?
A社にはA社ならではの得意なブランドが、B社にはB社ならではの買取強化の方向性があるんですね。
ただ、その味の違いを知る前に、豆知識として押さえておくべきことがあります。
それがブランド買取業者の種類です。
ブランド買取業者の種類
ブランド買取業者は全て、中古品を売買する際に必要な「古物商許可」を取得して営業しています。
かつて、ブランド品を取り扱う業者といえば質屋ぐらいなもので、その他には数社のリサイクルショップが細々と売り買いしていただけだったそうです。
しかし、インターネットの普及とともに中古のブランド品の取り扱いが活発になるようになりました。
それまでは、そのブランド品が本物か偽物かが判断できる人が少なく、そのノウハウも一部の人しか持っていませんでしたが、ネットを通じてそれらが知れ渡ることにより、
「あれ、ブランド品って、別に誰でも取り扱いできるじゃん」
的な考えが広まり、これまで無かったタイプのブランド買取業者が設立されるうになったんです。
そしてさらには、中古のブランド品は、新品の価格に比べて大幅にリーズナブルということもあり、
「やべえ、中古のブランド品って新品のブランド品とはまた違った意味で価値がある!」
という声が広まり、中古ブランド品は2000年中盤から一気に注目を集めるようになりました。
そして今では、新品のブランド品よりも中古ブランド品の方が日本で取引されている量が圧倒的に多くなっていたりするんです。
(2016年度の国内取引は2000億円以上なんですよ)
どの種類の買取業者が優れているという話ではないのですが、ブランド品買取業界には100年以上続く老舗の業者と、ここ5年でものすごい勢いで成長している業者があることを知っておいてください。
① 買取専門店
ブランド品を中心に、貴金属や商品券などの買取のみを行っているお店です。
販売用の商品陳列スペースが無く、接客スペースだけで良いため小さなお店が多い傾向ですね。
雑居ビルの一室や、小さな店舗用物件でも充分営業できるので、ブランド買取店の中では一番数が多いです。
「大吉」「なんぼや」「おたからや」「ゴールドプラザ」などがたくさんの店舗を全国展開しており有名です。
フランチャイズ展開をしている会社も多く、そのせいか比較的経験の浅い査定員が多くて、買取価格はそこまで高くならない印象。
ですが、買い取ってくれる品目は幅広く、ブランド品に限らず査定をしてくれます。
買い取った商品は取引業者に売ったり、オークションで販売したり、古物市場で卸売をするなどしてます。
出店:大吉
② 買取+小売店(リサイクルショップ)
買い取った品物を自社の店舗で販売している形態で、リサイクルショップ(リユースショップ)と言って差し支えないと思います。
代表的なお店に「コメ兵」「ブランドオフ」「大黒屋ブランド館」などがあり、上場企業、有名企業が多数あります。
実際に買取を担当したスタッフが店頭の販売価格をつけることもあり、相場だけでなく店頭での売れ筋商品に敏感です。
そのため、人気の品物には思い切った高額査定がつくこともあります。
しかし、店頭であまり回転しない珍しい品物や、マニアックな物は安く査定されてしまうことも……。
査定待ちの時間には、店頭のブランド品をブラブラと眺めることで、ブランド品の相場感を退屈しのぎに勉強できます。
この形態のお店の「①買取専門店」バージョンのお店も多いです。
出典:コメ兵
③ 質屋
品物を買い取るだけでなく、品物を預かることでお金を貸すこともできる業者です。
代表的なお店に「質ウエダ」「質セキネ」「大黒屋」などがあります。
質屋は開業に際して公安委員会への許可が必要となり、運営も預かり品の状態維持など、買取店に比べてハードルが高いですね。
しかし、「買取→販売」よりも利益率の高い「質預かり」ができることにより、お店の運営が安定し、買取価格を他の買取店よりも高く設定することができます。
個人店から全国チェーン店まで、創業から100年以上経っているお店から開業1年目のお店まで、ひとえに質屋と言ってもその特色はお店によって大きく違います。
高額査定の可能性もありますが、買取を拒否するお店や、ブランド品の査定が不得手なお店もありますので注意と「ちょっときついこと言われても大丈夫」という心構えが必要ですね。
「②買取+小売店」でかつ質預かりも受け付けている業者もあります。
出典:質セキネ
④ 宅配買取業者
実店舗を持たず、インターネットで買取を集めている業者です。
「Brandear(ブランディア)」「Laquda(ラクーダ)」「買取王子」などが有名。
サイトから申込をするとダンボールなどの宅配キットが送られてきて、品物を入れて郵送して買取査定をするという仕組で、インターネットが充分に普及した2000年半ばぐらいから増えてきました。
自宅に居ながら買取査定をしてもらえるので非常に便利ですが、新興の業者も多く、査定金額にかなりバラつきがある傾向にありますね。
送料や宅配キットは全て無料がスタンダードで、査定結果はメールでの連絡や専用ページで確認するのが一般的です。
買取だけでなく、ネットショップやマーケットプレイス(楽天などのネット上のショッピングモール)に出店している会社も多数。
「①買取専門店」「②買取+小売店」「③質屋」も宅配買取を受け付けている場合が多いです。
初めてブランド品を売る場合や、対面接客が苦手という場合に便利で、実際に言葉を交わす必要がないため、金額を確認してからのキャンセルがしやすいのが特徴です。
ま
出典:ブランディア
⑤ 買取アプリ
スマートフォンのアプリを介して画像を送り、すぐに現金化できるサービスで、「CASH」「メルカリNOW」が有名です。2017年から始まった新しい形態。
品物のブランド名やカテゴリ、状態を入力して写真を撮るだけで査定できますが、状態の見解が運営と違う場合や、全くの嘘の情報を送ってくるユーザーの可能性を加味した査定金額になっているため他の業者に比べて非常に安いです。
ブランド品を売るという要素よりも、「CASH」では質預かり、「メルカリNOW」ではメルカリでの買い物に必要な金額を急ごしらえする場合に利用されているようです。
即時性、スピードを何よりも重視する場合以外ではあまり利用するメリットが無い現状です。
出店:CASH
その他の売り方について
「YAHOO!オークション」などのオークションサイト、「メルカリ」などのフリマアプリでもブランド品を売ることはできますが、手数料が10%程度取られる点、出品に手間がかかる点、「本物かどうか?」という質問に答える手間が多い点を考慮して、「価格と手間」の面から今回の比較からは外しました。
こちらの方が高く売れるという自信や経験のある方はチャレンジしてみても良いかもしれませんが、ハードルはかなり高いかと思います。
ブランド品買取業者別の価格の違いと特徴
当サイトの買取金額全国ランキングを見るとすぐ分かるのですが、買取アプリは他業者に比べて金額面で大きく下回ります。
その他の業者も買取価格の傾向や、特徴を知っておいてタイプの違う業者と相見積を取るのがおすすめです。
業者の種類 | 価格や特徴 |
---|---|
① 買取専門店 | ■おたからや などの簡易店舗タイプ
全体的に買取価格はあまり高くありませんが、買取品目の幅は広くブランド品以外も柔軟に対応してくれます。 店舗の内装外装が非常に簡易です。査定員の数も少なくマニュアルもそこまでカッチリしていないため、店舗や査定員によって異なります。 ■なんぼや などの作り込みタイプ 買取価格はあまり高くない傾向です。 本人確認は査定前にしっかりと行い、一度査定したものは情報を記録し、他の店舗に持ち込んでも同額での査定になります。 |
② 買取+小売店
(リサイクルショップ) |
販売を行っていてその分集客があるので、買取の持ち込み件数も多いのが特徴です。
買取価格類もピンキリで売れ筋商品の買取価格は高めです。(ロレックスやルイヴィトンなど) ただし、査定員が決定できる金額の範囲は限られていて驚くような高額査定はあまり期待できません。 受付時に本人確認を行う会社が多いです。 |
③ 質屋 | ■チェーン店
リサイクルショップ型と比べると各査定員が買取の値段を決めている印象です。 販売もやっているお店も多く、買取価格はリサイクルショップと同程度で売れ筋商品を高く買い取ります。 買取が成立するまで個人情報を一切聞いたり書いたりしないのが特徴です。 ■個人店 店主自ら査定し価格を決めているお店が多いです。 お店の経営状態と店主の気分(?)が買取価格にダイレクトに反映されます。 ミラクルな高額査定から査定拒否の0円査定まで、その場のノリで価格が決まっている気もしますが、その他の業者の上をいく場合も少なくないです。 |
④ 宅配買取業者 | 査定までに品物を送るコストを業者側で負担しているせいか、買取を成立させたいという思いがこもった高めの金額をつけます。
ただし、業者によって買取品目の範囲が違い、ブランド品やファッション関連以外の商品を大きく取り扱っている場合はブランド品の査定額は低くなりがち。 ダンボールなどの宅配キットの配送、品物の発送、振込手数料、キャンセルの場合の送料などなど、全て業者負担でユーザーは無料でサービスを受けられるのが通常となっています。 |
⑤買取アプリ | スマートフォンの操作上で買取成立と同時にポイントやお金がもらえるのが特徴です。
買取価格に関しては、他業者よりも圧倒的に安いです。 |
これまで、ブランドの種類や、ブランド買取業者の種類、はたまた価格や特徴に関する話をしてきましたが、この記事をここまで読まれたあなたには、相当なブランド品買取の知識が身についていると思います。
しかし、それでも、「ブランド買取業者ってぶっちゃけどれを選んだらええんや・・・」と悩んでおられることでしょう。
というわけで、次からは、お店でブランド品を売ったり、宅配でブランド品を査定してもらうのに押さえておきたい「ブランド買取業者を選ぶためのポイント」をお伝えします!
ブランド買取業者の選び
ブランド品を売るにはその会社の得意ジャンルに合わせよう
ブランド買取業者の数はあまりにも多すぎて、正直どこを選べばいいのか悩んでしまいますよね。
そんなときにオススメなのが「その会社の得意ジャンルに合わせる」という方法です。
以前、このサイト「ブランド買取店のホントの査定額を徹底比較」では、5大ハイブランの買取価格ランキング特集をおこないました。
※5大ブランドとはエルメス、ヴィトン、ロレックス、シャネル、グッチのこと
ブランド品と買取業者の相性は「マッチング」が重要です。
実はブランド品は、貴金属や金券とは違い、それを買い取る業者によって、その得意とするブランドやアイテムがガラッと変わる商品。
「このブランド品、めっちゃ状態悪い・・・」と思っていても、査定に出す業者によっては、「あれっ?めちゃくちゃ買取金額高い!」ということが起こるんですね。
なので、ブランド買取業者を選ぶ際は、あなたが“どんなブランドのどんな品物を持っているか?”ということを前提にして選ぶといいんです。
というわけで、ブランド品と買取業者を上手くマッチングさせる時のポイントを取り上げておきます。
バッグや財布など、品物の種類で合わせるのではなく、その業者の対象ブランドで合わせましょう。
たとえば、各業者のホームページを見てもらい、そのトップページにどんなアイテムが掲載しているかを見てみます。「この会社はヴィトンが多いな」とか「ロレックスを強く打ち出してるな~」とか何となく判断できると思います。
それがその会社の得意としているブランドと考えてOKです。
ざっくりで言うと買取専門店にはメンズが合います。宅配買取の業者では明らかにレディースを対象にしている会社が多くあります。
また、チェーン展開している会社や質屋ではメンズ・レディースを同じくらいの感じで取り扱っています。
バッグならあの業者。財布ならあのお店、時計なら・・・というようにその業者の得意とするアイテムを合わせましょう。
ただし、必ずしもをアイテムだけを合わせればいいというわけではありません。
複数のアイテムを持っている場合は、あえて全てのものを同じ業者に査定に出したほうがいいことも。
たとえば、「まとめて売ってもらえたら買取金額アップします!」という交渉があったりして、より高く売れることがあります。
もし、どの買取業者に査定に出したらよいか、どうにも決められない場合は、とりあえず宅配業者に出してみるのはアリです。
直に対面しているわけではないので、買取価格だけ見て気軽にキャンセルができます。
あなたがブランド品の相場に全く詳しくなくても、ひとつの基準を知ることができるのです。
「ブランド!」
「男女!」
「アイテム!」
頭がこんがらがったときは、とにかくスパッと宅配買取!!
ねっ、カンタンでしょ?
どんなブランド品をどこの買取業者に査定に出せばいいかがわかれば、あとは買取価格が納得できるか選ぶだけです。
ただ、買取金額の相場を全く知らない場合、そもそも、その品物を査定して提示された金額が高いのか安いのかがわからないですよね。
でも、安心してください。
ブランド品の買取価格の相場は自宅にいるだけでもある程度把握できるんです。
というわけで、続いて、ブランド品を売る際に注意して欲しいことを、相場の把握というポイントを含めてお教えします。
ブランド品を売る前に注意すべきこと
ブランド買取店を街で探したり、宅配買取業者をネットで調べていると、たくさんの会社が見つかります。
最初に、あなたが注意しなければならないのは
「ブラン品の買取には客が費用を負担する必要はない」
「買取成立前なら査定後のキャンセルは自由にできる」
ということです。
昨今のブランド品買取ブームで悪徳な業者が減ったとはいえ、過去には「査定手数料」を買取価格から差し引いたり、「査定だけさせてキャンセルなんてできるわけないでしょ」といった非道い対応をする業者もあったようです。
もし、この2つに該当する業者に当たった場合、こちらの主張が通らない場合は即警察に連絡しましょう。
ブランド品の買取には「古物商許可」が必要ですが、これは警察が許認可の権限を持っています。
警察も客の味方になってくれますので、気兼ねなく警察に電話しましょう。
ブランド品を買取査定に出す際に注意すべきこと
さて、続いては、実際に買取査定に出すときのポイントです。
ブランド買取店や質屋などのリアル店舗だと、ひとつひとつの品物の「状態」を見ながら査定金額を聞くことができますが、宅配買取業者を利用した際は、品物を見ながら価格を知ることはできません。
う~ん、これは困りましたね。
品物を見ずに文字や数字だけで査定結果を見てしまうと、なんとなく了承してしまいがちです。
でも、安心してください。
リアル店舗に査定に出す場合も、宅配買取業者に出す場合も、「まずは絶対に売らない」ことを決めておけばよいのです!
査定結果を聞く際は提示前に、あえてこちらの希望価格を伝えてもよいでしょう。
なぜなら、ブランド品の買取価格の付け方はピンキリなので、お店の人や業者に完全に任せてしまうと、安めの価格から提示されるケースがあるからです。
そして、最初に価格を提示されてそれをキャンセルしようとすると「ご希望の価格はありますか?」と聞いてきて、こちらが何となく答えてしまった価格で買い取られてしまう。
そうならないためにも、「●●●●円以上だとうれしいです」といった思い切り高い希望価格を伝えるのもよいことです。
また、査定員は、基本的にはあなたが依頼したブランド品の状態や相場だけでなく、自社がいくらでその品物をお金に変えられるかに合わせて買取金額を決めます。
ということは、あなたが金額を聞く際、「他のお店ではこういう査定金額が出ているんですが、この金額よりも●●●●円高くなりますか?」と聞けばいいことがわかりますね。
しかし、
「対面で価格を交渉するなんて、ハートが強い人でないとできない!無理!」
という方が多いと思います。
そんなあなたにオススメな必勝法が「相見積(あいみつ)を取る」という方法です。
相見積はことばの通り「相見積もり」の略で2箇所以上の場所で同じ品物の見積もりを取ることです。
複数の見積もりを行うことで見積もりの妥当性を把握したり、より高い査定金額を得ることができます。
買取価格を比較する「相見積」の注意点
ブランド買取業者から査定金額が出された際、「今この場で置いていってくれるならこの金額で」とお願いされることがあります。
「この場で置いていってくれるなら」とは、査定額は高くするから、「他社と相見積を取らないでくれ~!」という買取業者の都合を意味します。
この相見積ですが、新宿や渋谷など、ブランド買取店が近距離に数多く集中している場所では、その日の内に5店舗以上相見積を取ることもできます。
ひとりで何店舗も回れば最初のドキドキも薄れ、相場も把握できて買取価格を冷静に比較することができます。
「そんな手間を掛ける時間も度胸もない……」
でも、安心してください。
相見積と聞くと何か難しいことのように感じてしまうかもしれませんが、そんなに構える必要はないんです。
相見積をおこなう際は、以下の3つのステップさえ憶えておけば大丈夫です!
1.宅配買取業者を選ぶ
まずは宅配買取を利用して、その品物の買取価格の基準を持ちましょう。
ネットなどでブランドとアイテムを絞り込めばある程度の価格を知ることができるとお思いかも知れませんが、実際査定に出してみた価格とは大きく差があることが多いです。
2.品物を送る前に状態をチェック
宅配買取業者に品物を送る前に、品物の状態を確認しましょう。
品物は何点あるか、付属品は何があるか、どこにキズがあるか、などなど、自分の持ち物とはいえ、複数の品物を持っていたりすると把握できていなかったりするものです。
スマホで写真を撮っておくと、発送後にも何を送ったのかすぐ確認できるのでおすすめです。
3.まずは宅配買取業者2社に出してみる
「1」と「2」のステップを経て、いよいよ宅配買取を実行します!
しかし、せっかくなので1社だけでなく2社は出してみましょう。
もちろん1社に依頼を出して、査定結果が出てからそれをキャンセルして、もう1社試すということです。
この3つのステップさえ憶えておけば、自宅にいながら相見積を取ることができて、リアル店舗で対面で査定額を交渉されても、ドギマギする必要はありませんね。
ちなみに、希望金額を聞かれてそれに答えた場合、その金額を改めて提示されたからと言ってすぐにOKを出してはいけません。
相見積や交渉は、あくまであなたが納得し、売りたいと思える金額を確認するためにおこなうものであり、買取業者の都合に合わせるものではないので注意してくださいね。
もし、対面での金額交渉に自信がない場合は、宅配買取業者の相見積の中から決めてしまってもOKです。
さて、ここまではのブランド買取業者の選び方と査定に関する注意事項についてお話をしてきました。
ここからは、選んだ業者にどのような手順で査定~買取をすればいいかという、売り方についてお話しします!
ブランド品の売り方
あなたは、ブランド品に限らず、なにか自分の物をリサイクルショップなどの買取業者に売ったことがありますか?
中古取引やリユースなどが一般的になった今でも、全体の約5割以上の人はまだ自分のものを売ることに未経験というデータもあります。
■中古品を売ったことがある人は4割以上。購入したことがある人は半数以上
60代が約3割に対し、20代、30代の半数以上が中古品を売った経験あり
これまで、中古品を売ったことがあるか聞いたところ、4割以上(43.5%)が「売ったことがある」と回答した。また、3割弱(26.8%)は「一年以内に売ったことがある」と答えた。一方、中古品を購入したことがあるか聞いたところ、半数以上(52.1%)に経験があり、3割以上(32.8%)は過去1年以内に購入したことがわかった。
楽天リサーチ:中古品(リユース品)の売買に関する意識調査より
ブランド品を売る際には必ず本人確認をする必要があります。
本人確認の方法は以下の2つです。
1.氏名、住所、生年月日、連絡先の記入
2.身分証明書の確認
※使用できる身分証明書の種類
1.免許証(第一種運転免許がおすすめ。船舶免許などは断られる場合があります)
2.保険証
3.その他 パスポート、学生証、在留証明など (業者に寄っては敬遠されることもあります)
【注】マイナンバーカードおよび個人番号通知書は身分証明書としては使用できません。
査定だけでも個人情報の記入と身分証提示を求める業者もいますが、質屋さんは査定だけなら何も無しでやってくれるところが多いです。
それでも、買取を成立させるには必ず身分証明書が必要となります。
「個人情報を出すのは心配!」
という方もいるかもしれませんが、古物商許可は警察の許認可なので、ある程度信頼して問題無いと思います。
ブランド買取業者だけでなく、リサイクルショップでも、買取査定で得た個人情報を悪用するという例は聞いたことがありません。
宅配買取業者の場合でも同様に身分証明書が必要になります。
画像データをアップロードすれば大丈夫な業者もあり、コピーを印刷する必要もないので便利ですね。
ブランド品を売る際に必要なもの
ブランド品を売る際に必要なものは2つだけです。
1.査定に出す品物
2.身分証明証
下記のどれかひとつがあれば大丈夫です。
・免許証(第一種運転免許がおすすめ。船舶免許などは断られる場合があります。原付き免許やバイクの免許はOKです)
・保険証(国民保険、社会保険など、期限が切れていないものならOKです)
・その他 パスポート、学生証(20歳以上)、在留証明など (業者に寄っては敬遠されることもありますが、期限内のものなら基本OKです)
【注】マイナンバーカードおよび個人番号通知書は身分証明書としては使用できません。
身分証明書は査定だけの場合でも求められることもありますので、予め用意しておきましょう。
※業者により求められる身分証は違う可能性があります。
ブランド品が高く売れるメンテナンス方法
「さあ、それじゃさっそく査定に出そう~!」
と思ったあなた!
ちょっと待った~!
せっかく査定に出すなら少しでも高く見積もってもらえるように、品物のメンテナンスをしましょう。
誰でもすぐできる、ブランド品のかんたんメンテナンス方法
1.布で拭く
バッグや財布、時計などについたちょっとした汚れなら、少し水で湿らせた布で拭けばすぐに落ちます。
その程度の汚れでも、査定する側からしたら減額ポイントとして見ますので注意しましょう。
2.掃除機で吸う
どんなアイテムでも小さなゴミやホコリは付いてしまうもの。特に財布の小銭入れやバッグの内側の角に溜まった細かいゴミは、確実に査定の減額ポイントになります。
でも、掃除機の細い柄を使って吸ってしまえば大丈夫です。
一発できれいになりますので是非試してみてください。
吸気が強すぎて細かいパーツなどにダメージを与えてしまうことがないように気をつけてくださいね。
※ハンディクリーナーがあると便利です
その他にも、オイルで拭いたり、キズを修繕したりするメンテナンス方法もありますが、知識や経験なしでやって失敗してしまうと逆に価値が下がってしまいます。
とりあえずは上記の2つにしておきましょう。
ブランド買取業者へのアクセスの仕方
それでは実際にブランド買取業者にアクセスをとってみましょう。
1.店舗型
あなたが住んでいる地域か、もしくはすぐ近くの街のブランド買取店を調べましょう。
ネットを使って1社ずつ調べてみるのも悪くないですが、わたしのオススメはGoogleマップです。
「ブランド 買取」で検索すれば、近隣のブランド買取店舗が網羅できます。
一応「質屋」でも検索をかけておきましょう。取りこぼしがなくなります。
Googleマップが優れているのは、店舗の営業時間や電話番号、お店の位置関係が一発で把握できる点です。
Googleさんありがとう!
行ってみる店舗にあたりをつけたら、実際に行動してみましょう!
2.宅配買取型
Googleで「ブランド 買取」と検索するとたくさんの業者がヒットします。最初はどこを選んでも良いですが、たとえば最初に目についた業者をえらんでみてはいかがでしょう?
当サイトでも宅配買取の業者を取り扱った記事がありますので、よければ参考にしてください。
アクセスする業者が決まったら宅配買取の申込をしてみましょう。
各業者、自社サイトの申込みフォームに合わせたガイドをしてくれていますので、そのページの手順に沿ってすすめればきっと大丈夫です。
慌てずじっくり進めましょう!
見積もりだけで査定してもらうのはアリ?
結論から言うとアリです。
ブランド品は買取価格で数万円するものもザラにありますし、エルメスのバーキンというバッグなんかは100万円を超えたりします。
そんな品物を査定してもらったからといっていきなり売らなければならないはずがありません。
もちろんブランド買取業者もそのあたりは重々承知で営業しています。
業者側としても、とりあえず一度は査定させてもらわないと買取成立もありえないわけですから、気兼ねなく査定だけでもバンバン出してて大丈夫です。
自宅で売る人は覚えておくべき宅配買取業者への査定依頼
店頭で査定して貰う場合は、品物と身分証明書を持参するだけで、あとはお店の人が案内してくれるため簡単ですが、ネットを通して査定してもらう宅配買取業者はよくわからないという方もいるかもしれません。
ここではそんな「自宅にいながら査定してもらいたい方」へ宅配買取業者の査定依頼の種類について説明します。
査定の種類
ネットを介した査定方法には大きく分けて3通りあります。
① LINE査定
スマホのアプリ「LINE」を通して画像やトーク、時には動画を使って査定をします。
色々な業者でチャレンジしていますが、最後は品物を送ってもらうまで金額は確定されない場合が多いです。
宅配買取を受け付けている業者としては、買取査定の敷居を下げるために行っているようです。
最初に店舗のアカウントを友達登録しなければならないのが少し面倒だったり、抵抗があるかもしれませんね。
スマートフォンとLINEが必須のサービスです。
WEB査定(メール査定)
メールで画像や商品情報を送って査定をしてもらう方法です。
こちらも品物を実際に送るまで価格が確定されない場合があります。
商品の画像の攝り方や商品情報の記載が若干面倒に感じるかもしれません。
LINE査定が登場する前は、買取の間口を広げる方法として宅配買取業者が使用していました。
宅配買取査定
実際に品物を送って査定してもらう方法です。
宅配に必要なダンボールや、業者への集荷の手配や送料など、全て買取業者が負担するのが通常です。
商品情報の記載・入力・撮影などが一切必要なく、実際の査定金額がメールで送られてきます。
その業者の買取専用ページやメールの返信などで売るか返却かを決めます。
基本はメールでのやり取りになりますので、メールの着信が拒否されていたりするとスムーズに取引ができないのがネックです。
最初のメールのうちにドメインを確認して許可するなどしておけば大丈夫ですね。
即時買取アプリ
品物を送る前にポイントや振込でお金をてにすることができます。
ですが、買取金額が激安なのが現状ですので、今すぐお金が必要な止むに止まれぬ状況の方で、しかもお店に行くことができない場合以外はおすすめできません。
スマートフォンで専用アプリをインストールして使用します。
買取価格の違いが分かる!買取金額ランキング上位4社のおすすめ業者
最後に、オススメのブランド買取業者を宅配買取業者と店舗型ごとに2社ずつ紹介します。
種類の違いや買取金額が際立って高いことがはっきり感じてもらえるような4社を選びました。
宅配買取業者
LaQuda(ラクーダ)
当サイト買取金額:¥568,200
評価:5.0
ラクーダさんと言えば最近ネットでもよく見かけるようになった新しい宅配買取業者です。
複数の買取業者からの査定結果がわかる「一括査定」を売りにしています。
独自のコネクションで色々な買取店に一括で買取査定に出しているようなのですが、とにかく買取価格が高いのが特徴です。
宅配キットや送料なども全て無料で宅配買取業者としてきちんとしたサービス内容で、査定結果の連絡も品物の到着から1日と、かなり早かったです。
公式ページの作りがシンプルで、査定結果を確認できる専用ページが無いのが少々物足りないかもしれません。
ただ、査定結果はメールにて詳細が送られてきますので、情報不足で困ることはありません。
brandear(ブランディア)
当サイト買取金額:¥488,800
評価:4.5
ブランド品の宅配買取で最も有名と言っていい業者だと思います。
ブランディアさんは買取申込から査定結果、キャンセルの品物の返送の全てがスムーズなだけでなく、その後価格保証や買取アップキャンペーンまでいたれりつくせりなサービスを提供してくれます。
ただ、査定金額は普通に高いというレベルで「うわっ!引くぐらい高っ!」というレベルではありません。
しかし、公式ページも査定結果を確認する専用ページも非常に丁寧に作られていているのもありがたいところです。
ブランド買取店舗
トダ屋
トダ屋
当サイト買取金額:¥562,220
評価:4.5
トダ屋さんは創業から70年以上経つ老舗とはいえ、名古屋市中村区にて単独で営業している、言わば小さなお店です。
私がこれまで実際に査定依頼してきたお店の中には、上場企業もあり、何百店舗も出店し全国展開しているお店もあり、海外に出店しているお店もあり、逆に地元密着でやっているお店もありますが、その中で、トダ屋さんの査定金額は全品トップクラスです。
大黒屋 ブランド館
当サイト買取金額:¥503,000
評価:4.0
大黒屋さんは全国に200店舗以上展開する大きな会社ですが、その中でもブランド品の販売や買取に特化したお店が「大黒屋ブランド館」です。
査定額も思い切った金額を提示してくれますし、査定員も経験豊富な人が多い印象です。
ただ、その分だけ交渉術に長けているため、話をしているうちに上手く丸め込まれてしまう恐れがありますね。
外国の方もたくさんお店に来ているようで、販売件数が多くて売れ筋商品の把握に関しては随一と言えるでしょう。
まとめ
いかがでしたか?
ブランド品を売ることって難しいように見えて、実は案外シンプルなんだっておわかりいただけたでしょうか。
冒頭でお話したとおり、ブランド品は売り方・売り先の選び方を知るだけで、一気にもらえるお金が増えます。
ぜひ、この記事をきっかけに、あなたのブランド品が高く売れることを楽しみにしています。
この記事が気に入った方は、ぜひ、スマホのホーム画面にでもブックマークしておいてくださいね。
それでは、また次回お会いしましょう。
ブランド品買取初心者の強い味方、「ブランド買取のホントの査定額を徹底比較」の管理人:ブラウンでした。
【参考記事】
“ブランド買取初心者の教科書 はじめてのブランド買取の方法 安心できる店選びと注意点&高く売るコツ ” に対して5件のコメントがあります。
コメントは受け付けていません。